教育理念・方針
子ども達の心の自由を尊重し、学校教育法、幼稚園教育要領に基づき教育を行い、
子ども主体の保育をおこなう。
家庭、地域、社会との一体化を図る。
教育目標
「やってみたい!!」からはじまる、気力・体力・心育て
幼児期の発達において、「心の成長」と「身体の成長」は切り離せません。
たくましい心を育てる上で大切な第一歩は「やってみたい!!」と思う意欲から始まります。
意欲は「生きる力」につながっていき、成功と失敗を繰り返し心と体は成長しています。
体力・運動能力を育てるためにカリキュラムを見直しながら3歳児・4歳児・5歳児の発達を促していく保育をしています。
豊かな表現力を育てる事は、豊かな心を育てる事につながります。
大人になってからの表現活動の手段は言語が中心ですが、子どもは音楽表現・絵画表現・言語表現・身体表現など様々な表現能力をもっています。
子どもの内面的な才能を育むには、結果重視では育たないばかりか、伸びる芽を摘んでしまいます。
子どもの表現を認め、褒め、適切な指導を行っていく教育を実践しています。
人間形成の基礎を育てる
入園したばかりの幼児は、少子化現象に伴いひとりっこであったり、子ども同士で遊べない子だったり、言葉の遅れている子など様々です。しかし幼稚園という子ども社会の中でお互いに揉まれあい葛藤し、それをのり越えて育っていきます。
大人は子ども同士がぶつかり合う前に止めたり、必要以上に援助してしまいがちです。
当園では、子ども同士の関わり合いの中でお互いの心や身体の痛みを知り、気持ちを察する事ができる、やさしい思いやりの心が育つように指導・援助していきます。
自ら考え、自ら判断し、行動出来る子を育てる
思考力・創造力・判断力を育てなければならない事は広く周知するところですが、それは急速に脳が発達する幼児期から培っていかなければなりません。
保育の様々な場面で子どもの『気づき』を待ち、『発見』を喜び合いながら教師とともに歩み続けています。
当園では教師が子どもに掛ける声掛けをとても重視しています。
子どもが自ら考え、判断できるような声掛けが出来るよう、ねらいをもって声掛けをしています。
保育の特徴
- 遊び
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幼児期の学習は遊びの中にあるため、当園では遊びを大切にしています。
一人遊び・ルールのある遊び・ごっこ遊び・砂遊び・はだし遊び・みず遊び・泥遊びなど無限にある遊びの中で多くのことを学んでいきます。
その中でも手・足の裏で感じる感覚遊びは子どもの脳の発達を促すため、暖かい日は、はだし遊び・泥遊びを取り入れています。 - 体力づくり
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ラックスポーツクラブにて体育指導を専門に学んだ講師によって、マット運動・跳び箱・鉄棒・平均台・ボール運動・縄跳びなど楽しく動くことを主眼に指導をおこなっています。
夏期はプール指導もおこなっています。 - 歌や踊り
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歌や踊りの指導をする時間をもうけ、ゲームをしたり、歌ったり、からだを動かし音の速さ・長さを学んでいます。12月にはお遊戯会もあります。
- マーチング
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音楽で表現する楽しさを培っていくうえでマーチング活動を取り入れています。
いろいろな楽器・音にふれ、友達と力を合わせ音楽を作っていく楽しさ、難しさを感じながら、「協調性」「忍耐力」「努力」を培い達成感を味わう事が出来るような指導をしています。
また、敬老会・ドリームカーニバル・運動会・お遊戯会で発表する機会をもうけており、
たくさん発表する経験を重ねる事により、大人になっても人前で堂々と話ができる力(度胸)につながっていきます。
課外活動として毎週水曜日の保育後14時から15時30分までマーチングクラブ活動をおこなっております。 - 創作意欲
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心の表現である絵を描く事や空き箱で創意工夫をして自分の思いを表現する事も子どもたちにとっては大切なことです。
- 異文化に触れる
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2週に1回英語教師をまねき、「英語で遊ぼう」をテーマに英語教育を導入しています。
- 「なぜ?」「どうして?」を大切にした保育
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大人にとっては当たり前の事や疑問に思わない事でも、子どもにとっては「なぜ?」「どうして?」と思う事ばかりです。
科学タイムの時間(年中から卒園までの2年間で12回)を通して、専門講師2名が子ども達の身近にある疑問に思うことを教材を使って自ら気づき、発見できるような指導をおこなっています。 - 自ら考える事を大切にした保育
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普段の保育の中や様々な活動の中で子どもたちが考える事が出来る声掛けをしています。
- 行事を大切にした保育
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生活の節目にある年中行事や、保育活動の節目にある保育行事、保護者の参加する行事を大切にし、子ども自身が楽しく関われるような配慮をしています。また子どもたちは一つの行事を終えるとやり遂げたという満足感を味わい、自信と強さをのぞかせます。